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「長期的に見て」仕事もプライベートも充実できる社会へ 

前の記事では、「ワーク・ライフバランス」のコンサルタントとして有名な小室淑恵さんの話し方について書きましたが、今回は「ワーク・ライフバランス」そのものについての私の考えを書きます。

その考えを一言でいえば、「もっと多様な生き方(特にキャリア)が可能な日本に!」ということです。

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低収入でも幸せなフランス人 

低収入なのに幸せな人って、どういう人なのだろう?
だって、お金がないと、買いたい物が買えなかったりして我慢をしなければならず辛いのでは?

ということで、昨年末に買ったまま未読になっていた(!)、『クーリエ・ジャポン』2011年1月号の特集「低成長でも『これほど豊か』 フランス人はなぜ幸せなのか」を読んでみた。

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★フランス人は日本人より低収入!

この特集でまず驚いたのが、フランス人が日本人よりも低収入である、という事実。
もちろんこれは個人別ではなく、世帯別年収の話。
フランスの世帯の30%が19,000ユーロ(≒210.8万円)以下、60%が32,000ユーロ(≒355万円)以下の年収とのこと。(2006年、Alternatives Economicsの調査dataより)
一方、日本は世帯の50%が年収448万円以下。(2010年)

もちろん、フランスと日本とでは社会福祉の手厚さに差があるし、その分消費税率だって大きく異なる。
(例:フランスでは教育費は無料。日本の消費税にあたる付加価値税の標準税率は19.6%)
それに、物価だって異なる。フランスは農業大国であるために、日本よりも野菜や果物の物価が安いとのこと。

なので一概に同じ土台上での比較はできないのだけれど、「フランスの世帯のうち約半分は低収入のため所得税が免除されている」という事実を踏まえると、フランスの約半分の世帯はフランス国内の基準から見ても「低収入」であるようだ。


★「低収入でも幸せ」の理由

では、フランス人が低収入でも幸せを感じているのはなぜなのだろうか?

その理由は、フランス人へのinterviewから伺い知ることができた。
結論からいえば、「自分が本当に必要としているものだけにお金をかけているから」だ。

以下、フランス人へのinterviewより。

アクセル・マニュアル氏(世帯月収約56万円(※)/妻と子ども2人の4人家族)
※アクセル氏同様、妻も教師として働いている。高所得者層が多いParisの中では中流家庭。

・バカンスは、ほとんど田舎の親戚の家で過ごす。時には海外旅行もするが、それほど費用はかけない。例えば2010年夏のイタリア旅行は、家族4人分で約2,000ユーロ(≒約20万円)。
・決して贅沢な消費はしない。でも家族と過ごす時間は大切にする。


クリストフ氏(世帯月収約154,000円/妻と6人の子どもの8人家族)

・自動車は持っていない。洗剤や家具は手作り、服もみな古着。
・以前は消費生活に浸かっていたが、買っているのは実は必要のないものばかりだと気付いた。ただ物を買うばかりの生活を止めたいと思うようになった。自分で作る手段があるから。物を買っては、もてあますのはバカらしい。


ベアトリス・フジムラ氏(世帯月収約24万円(年金生活)/1人暮らし)

・衣類や靴、生活費にはお金をかけない。質素な生活で満足している。
お金をかける先は主に2つ。1つは、亡き夫の祖国である日本への旅行費用。もう1つは、物価が高いロンドンに住み、生活費に苦労しているsingle motherの娘と孫への仕送り。


★支出配分を見直すことで、自分の価値観も見えてくる

上記のフランス人達に共通しているのは、「自分が大切にしていること、どうしても必要なものだけにお金をかけ、他は質素にする」という姿勢だ。

これと正反対なのが、ただ「皆が持っているから」「持つのが普通だから」「流行っているから」などの理由でどんどん物を買い、消費してしまう姿勢。

もちろんお金が豊富にあれば、あちこちへ何も考えずにお金を使おうと困らないかもしれない。
しかし、特にお金がない状態でそれをするとお金が尽きてしまう。支出配分、支出額を見直す必要がある。

そこで鍵となってくるのが、自分の価値観だ。
「自分は(少ない収入の中で)何にどれくらいお金をかけたいだろうか?」
そう考えると、自然と自分の価値観が見えてくる。
自分は何を大切にしているか?何になら、少ない収入の中からでもお金を払っても良いと思うか?


★自分が本当に大切にしたいものにお金をかけられれば、他が質素でも幸せ!?

もし「自分の収入が低いせいで〇〇にお金が使えない…」と嘆いているのであれば、自分の支出配分を見直してみると解決するかもしれない。実は、自分が「何となく」「流されて」不必要なものを買っているかもしれないからだ。

自分が本当に大切にしたいものを大切にできる程お金をかけられれば、たとえ他が質素でも精神的には充分満たされ、幸せを感じられるのではないか―これが、私がこの特集を読んで抱いた感想である。

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★まとめ

自分が本当に大切にしたいものを大切にできる程お金をかけられれば、たとえ他が質素でも精神的には充分満たされ、幸せを感じられるのではないか?
→フランスは日本よりも低所得世帯の割合が多いが、低所得のフランス人はそれでも幸せを感じながら生活している。おそらくその理由は、「自分が本当に大切にしたいものだけにお金をかけ、他を質素にしている」から。それほど大切にしていないことに関しては、質素でも充分だと感じている。

自分の支出配分を見直すことで、自分にとっての大切なことは何か、自分の価値観が見えてくる。

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