スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

大学進学は就職のため? 

大学へ入学した読者の皆様、なぜ大学へ行きましたか?
たとえ日本の全てor大多数の企業が採用条件に「大学(院)卒業見込み」を設けていなくても、大学へ行きましたか?


大学進学と就職との関係につきまして、印象的なWeb記事を読んだのでご紹介します。

「生活苦、教育費負担、就職難――これを苦に自殺する若者たち」(日経ビジネスONLINE)

この記事で一番驚いたことは、この記事の話の舞台が日本ではないということでした。日本ではなく、韓国の話なのです。
韓国といえば、近年では日本以上の(特に大学の)受験競争の加熱ぶりが有名ですね。


この記事によると、韓国の若者達は

結婚したり子供をつくって養うためにはそれなりの稼ぎが必要
→それなりの稼ぎを得るには企業へ就職することが必要
→企業へ就職するには大学(院)へ行き、新卒で企業から内定をもらうことが必要
→大学受験競争が過熱


という状況だそうです。

また、大学のサークルでは、就職に結びつくようなサークル(就職のための英語サークル等)が人気だそうです。

大学に行くために塾に通い、就職するために大学に通うような生活。何のために生きているんだか、むなしくなる。


…うーん、これ、どこの日本?

さらに韓国では、学費や(学生の)生活費を捻出するために学生がアルバイトをたくさんする必要があり、そのことが学生を余計に苦しめているそうで、上記のWeb記事はこちらをmainとして話を進めています。…が、当blogは「キャリア」の観点から、「日本における大学進学と就職」をmainとして話を進めていきます。

「大学=就職できる資格を得るために行く場所」という位置付けになっている

話を日本に戻しましょう。

本記事の冒頭にも書きましたが、もし就職に「大学卒業」が必要でなかったら、大学受験者数は現在よりぐっと減ると思います。
ひょっとしたら、高校受験者数まで減ってしまうかもしれません。

私も、Profileに書いたとおり高校3年間のうち丸2年を受験勉強に費やしてまで大学に入ったのは「就職のため」ですし、正直にいうと「就活で学歴による足切りをなるべく受けないため、可能な限り偏差値の高い大学へ行こう」と思っていましたので、合格した大学の中で最も偏差値が高かった大学へ進学しました。(その大学にした理由はそれだけではありませんが)

そして、大学を卒業した後の進路希望は、(文系の場合)大学院進学希望の人よりも就職希望の人の方が圧倒的に多いです。


そもそも、「大学」は学校教育法で下記の通り定義されているそうです。(出典:Wikipedia

大学は、学術の中心として、広く知識を授けるとともに、深く専門の学芸を教授研究し、知的、道徳的及び応用的能力を展開させることを目的としている(学校教育法第83条)。換言すれば、大学教育の目的とは、広範にわたる知識の獲得と諸分野の専門的な教育研究を行うことで、拡大・深化した知見と柔軟な思考力を備えた知識人を育成することであるといえる。


とはいえ、本当にこれを目的として大学進学を希望する人が、今の日本にどれだけいるのでしょうか?
「就職したい。そのためには、大学卒業の学歴が必要だから大学へ入学したい」という人が多いのではないでしょうか。


大学が学生に求めること/企業が学生に求めることのギャップ

上記の学校教育法での「大学」の定義からも、(私の経験上)大学の授業や試験内容からも、

・大学側が学生に求めること=「専攻学問の発展(および研究者の後継者育成)」

という印象でした。
(就職難の昨今では、受験者数を増やすためか就職(内定)率の向上を求める風潮もあるようですが)

実際、大学で学ぶ内容を熱心に勉強すると、自然と「専攻学問の研究」をすることになります
そこで身につく知識・能力として具体的に挙げられるのは

・専攻学問に関する専門的知識
・(論文を書く中で身につく)論理的思考力、論理的文章を書く能力


といったところでしょうか。


では一方、多くの(特に文系の)大学生が卒業後に行きたがる「企業」が大学生に求める能力は何でしょうか?

・企業が学生に求めること=「コミュニケーション能力」「自分で考え、行動する能力」

…!!?
そもそも、これらの能力が具体的にどのような能力なのかが謎ですが、「大学が学生に求めること」および「大学での勉強を熱心にした結果身につく(であろう)能力」と大きく異なるようです。


つまり、就職を希望する若者は「企業に就職する(資格を得る)ために大学へ行く」のですが、その大学で得られるのは「就職試験を受けられる資格」だけで、企業が就職を希望する学生達に求める能力は大学では身につきにくいし、そもそも大学側も学生にそれらの能力を求めていないのです。


その結果、どのような問題が発生するのでしょうか?
次の記事ではそれについてお話します。

Comments

考えさせられますね。

うむむ。
つい最近、新聞で「日本の大学数、世界トップクラス」ということを知りましたが、これからはどんどん必要ではなくなっていくかもしれませんね…。

ちなみに僕は、高校が進学校だったので特になにも考えずに大学に進学しましたが、もう少し税理士を目指すのが早ければ、商業高校にいって、専門学校に通っていたと思います。

大学では学んだというよりは、「自由に考えられる時間を与えられた」というか……。何のために大学が存在するのかわからなくなりますね。
そんな特になにをしたでもない大学時代なのに、高卒やら大卒やらの区別ははっきりされますしねー。

大学時代・・。

私は大学時代を何の夢も目的もなく、本当にちゃらんぽら~んに過ごしました。
もちろん学費は親が出し、しっかり毎月仕送りをもらい、何不自由ない学生生活を送っていました。

でも、少ないのですが、自分でアルバイトをして学費を稼いで大学に来ている学生もいました。
この人には一生勝てないな・・って、正直思います。

就活は四年間でたったの一秒もせず、卒業後には職安にも行かず、アルバイト情報誌の「社員募集」の広告を見て適当に就職しました。(・・。)
決めた会社は、大学生のときに学んだことと全く違う職種で・・。

今振り返ると、あの四年間はいったい・・って思いますね。
人生を賭けるものが早くから見つけられた人って幸せですね。

Comment Post















管理者にだけ表示を許可する

Trackbacks

Trackback URL
http://flameofvision.blog88.fc2.com/tb.php/73-7f6942db

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。